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紹介
基本情報
BADENDHOSPITALは2016年にレベル1から発売された同人エロゲである。
購入時期や事前情報
2020年6月に購入した。購入に至った経緯は覚えていない。
リンク
公式紹介
少女・辻宮 日向(ツジミヤ ヒナタ)が目を覚ますと、そこは病院のベッドだった。
病室を抜け出すヒナタだったが、途中、院内でゾンビに襲われてしまう。
そこに女医・大端 怜香(オオハタ レイカ)が現れ、救出されるも「ウィルス流出事故があり、ヒナタ自身もゾンビに襲われた影響で感染している」とレイカの口から告げられる。
「地下にいるエドワード博士なら何とかできるかもしれない。」とレイカに教えられ、ヒナタは地下を目指しつつ、病院からの脱出を図るのだが……
感想
ストーリー&エンディング
バイオ的な話。探索で入手できるアイテムで話の真相的なものが見れるが、普通に進めればノベル部分は少なく、話も特筆するところがない。
マルチエンディングとなっているが、全体的に暗かった。
UIがちゃんとしていて、好感が持てた。
エロシーン&CG
まず、絵のクオリティがあまりよろしくなかった。シチュエーションはそれなりに好きなので、とても残念だった。
ゾンビだのクリーチャーから逃げる話なので、エロのシチュエーションはヒロインがそれらに凌辱されるものばかりだった。そして、快楽堕ちが多かった。設定上、一回でも敵に捕まってエロシーンに突入すればそのままゲームオーバーなので、一回のエロシーンの中で、嫌悪感で抵抗するところから快楽堕ちまでやるので、そこが気になるところだ。快楽堕ちは段階を踏んでやってほしかった。
ボイスがないのは大きなマイナスポイントだった。
ゲーム性
本作のゲーム部分は探索と戦闘に分けられる。
探索はキーボードまたはマウスで3dモデルを操作し、敵から逃げながらアイテムを集め、先に進める。敵に接触すれば戦闘に入り、探索で入手したアイテムを使って戦う。戦闘で経験値などのものは得られないので、基本的にはアイテムをなるべく集め、雑魚との戦闘を避け、避けられないボスとの戦闘にアイテムを惜しみなく全部投入するのがセオリーだろう。戦闘も後半になるとまともに敵を倒そうとすれば時間もアイテムもかかるので、逃走の確率を上げるアイテムを駆使してできるだけ早く逃げた。
探索部分の出来はとてもよかった。まず、主人公や各敵キャラにそれぞれ3dモデルがあり、敵から逃げるスリリングさや培養槽から出てくる赤子のような敵とかが印象的だった。ミニマップがほしかった。また、基本的には戦闘を推奨してないので、中毒性は全くなかった。
アイテムの引き継ぎができ、これはエクストラステージに行くためのものだろう。
まとめ
探索パートの出来がよく、エロのシチュエーションも評価したいが、絵のクオリティが気になったので、高く評価することができない。とはいえ、本作は当該サークルの処女作のようなので、次の作品に期待したい。