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『EXTRAVAGANZA 〜蟲狂編〜』感想

2044字 読了時間約4分

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作品名 EXTRAVAGANZA 〜蟲狂編〜
ブランド Black Cyc
シナリオ 和泉万夜
原画 上田メタヲ
発売開始日 2016/5/27
定価 3000 税抜き(単体)
公式ジャンル 10年前に失われた幻のルートAVG
パッチやアペンド なし
ジャンル 抜きゲ
属性 凌辱 グロ 触手 猟奇
DMMダウンロード版 リンク

自分が購入したのはEXTRAVAGANZA Complete Editionです。これはそれに収録されたものです。

DL版は単体購入できる。

公式紹介

あの戦いから五年――――。

かつて、Jinmu Corporation 社長の一人娘である神武 美弥香が誘拐され、彼女を救出するための戦いがあった。
深い森に潜むのは、蟲使いと呼ばれる一族の若者達。
対して送り込まれたのは、人間に蟲の能力を移植させた合成生物。
激しい戦いの中、やがて事態は獣魔蟲を巡る戦いへと移り変わっていく。

蟲使いを滅ぼすと伝えられる獣魔蟲。
その獣魔蟲の母親として、十年の歳月と共にした櫻井 夢美。
そして、獣魔蟲の確保を命じられたのは、蟲使い次期長のレン。

壮絶な死等の末、戦いは夢美の勝利に終わる。

五年後、Jinmu Corporationの社長に就任した美弥香の生活は多忙を極めていた。
経営難に陥った会社の再建のため、仕事漬けの日々。
私生活の全てを犠牲にする生活は当然楽ではなかったが、綾佳やユーリアの存在が彼女を支えていた。

そして、支えとなる人物がもう一人――――。

「こんにちは。今日はまだ顔を合わせていませんでしたね、レン君」

美弥香達の新しい物語が、少しずつ回り始めていた……。

おすすめするポイント


本編プレイはほぼ必須。本編楽しめた人はぜひやったほうがいいでしょう。グロさは本編並み。

思い入れ、事前印象


2019年の一月に半額で買った。本編から十年ぶりのスピンオフ。直近のAGEHA ~EXTRAVAGANZA~からも七年経ってます。

本編スタッフコメントで大人の都合でカットされた神武編がこれだそうです。

 

感想(これより先はネタバレあり)

[ストーリー&エロシーン&キャラクター]

前半はほのぼの日常。中盤の選択肢が唯一の分岐で戦闘からのハッピーエンドかエロからのバッドエンドの二パターン。本編とは異なり、普通のノベルゲームの選択肢になってる。

主人公は前作ではひどいめにしか会ってない美弥香。本編十年後は年を取りすぎと言われたからか結構若い感じの絵になってる。ユーリアは蟲使いからいるが、今作でイメチェンをしたが、年は取ってないね。やっとだが人相手のエロシーンがあった、代わりに電撃はないんだがね。唯は名前だけが出てきた。まあ、どういう風に物語の中に取り入れればいいんだがわからないし、戦闘するとしても実力がなんともいえないし。エロシーンは見たいけどね。また、夢美はストーリー上あまり関わってこないで、申し訳程度の尺だった。アゲハもほんの一瞬だけ(枕営業してそう)。そして蟲使いでは年増、本編では名前だけの紫愛がついに現る。おっぱいが見える立ち絵がよかった。しかし肝心のエロシーンはもっとあってもよかったかと。表紙を飾った子はなんと一シーンしかない。これはどうかと思う。別にこのキャラが特に好きというわけでもないが、表紙まで飾ったのに、オナニーだけって…回されてる美弥香とユーリアと紫愛の前で媚薬を使った逆レイプとか結構期待してたんっすけどね。

エロシーンの量はそんなに多くない。絵は蟲使いから見る大きく進化していて、エロシーンのCGもエロくなった。美弥香とユーリアは人とのシーンが少しあって、あとは触手。美弥香、ユーリア、紫愛は最後みんな死ぬ。美弥香のやつが一番好きでした。次点で紫愛かな。

レンによるとサユリが綾佳の母親らしい…ん?と思い、本編の「サユリの末路」を見返してみると、そこにはサユリは捕まるまでに人とセックスしたことがないことが示唆されていた。まあ、サユリは終始「だまれ」としか言ってなかったので煉悟くんの早とちりということにしよう。

本編の続編のつもりでやると物足りないかもしれない。しかしこれは本編の一ルートなので、そのことを念頭に置いてやってみると悪くないだろう。

蟲クンは安定してかわいいんですけどね。

[おまけ]

クリアするとシーン回想のところにスタッフや声優のコメントが見れるようになる。美弥香とユーリアは蟲使いからずっと一緒なので13年にわたっての出演だそうです。そして公式ページにも紹介や特典壁紙とかもある。

謎のミニゲームがない!?

[まとめ]

本編から10年。そして蟲使いから数えると13年。シナリオの和泉万夜と原画の上田メタヲは本作制作前にすでに退社をしたそうだ。この状態で構想を掘り起こしてスピンオフを作るのは大変なことだろう。もちろん多くのファンが神武編を望んでいることを伝えてるのは大きい。それだけこのシリーズが評価されているのだ。そしてこのスピンオフもファンの期待にうまく応えたのだろう。