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『EXTRAVAGANZA〜蟲愛でる少女〜』感想

4516字 読了時間約10分

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作品名 EXTRAVAGANZA〜蟲愛でる少女〜
ブランド Black Cyc
シナリオ 和泉万夜
原画 上田メタヲ
発売開始日 2006/10/27(蟲愛でる少女)
定価

9074 税抜き(Complete Edition)

4445 税抜き(単体)

公式ジャンル チャート探索式アドベンチャー
パッチやアペンド なし
ジャンル ゲーム性のある シナリオゲ
属性 凌辱 蟲姦 触手 グロ 
拷問 猟奇
DMMダウンロード版 リンク

自分が購入したのはEXTRAVAGANZA Complete Editionです。蟲愛でる少女はそれに収録されたものです。

EXTRAVAGANZA Complete Editionはシリーズ全作が入っている

 

本編の蟲愛でる少女

特典のうぇるかむ とぅ AnzU!(感想記事)と夢美凌辱(感想記事

無料配布のレンと蟲クンのいちにち(感想記事

他商品の特典EXTRA VA MIZUNA(感想記事

他のパッケージセット商品の特典末路の果てに(感想記事

スピンオフ作品のAGEHA〜EXTRAVAGANZA〜(感想記事)と蟲狂編(感想記事

 

自分が調べたところ、DL版では下の二つのスピンオフ、本編及び特典の前者、無料配布は単体購入や特典などで手に入りますが、

夢美凌辱、EXTRA VA MIZUNA、末路の果てに はこれでしか手に入りません。

正直本編以外とスピンオフ以外はおまけ程度ですのであまり期待しないほうがいいかと。人によって末路の果てにはいいかもしれませんが…

それでも本編とスピンオフを買うならこれがお得かと。windows10対応ですし。

公式紹介

薄汚れた床の上に、少女の子どもは産み落とされた――。

救いの手はなく、抗うだけの力も持たず、ただ道具として扱われる日々。
求められた苗床という役目は、少女から家族や友人、普通の生活、
そして処女といった様々なものを奪い、薄暗い部屋へと閉じ込めた。
眼前に在るのは、おぞましき異形の生物。
腐臭漂う粘りついた触手が、少女のきめ細やかな柔肌を這いずり回り、
ありとあらゆる孔に潜り込んでいった。

終わりはどこにあるのか。
果てには何があるのか。

膨らんだ腹の中で何かが蠢く苦痛に苛まれながら、
やがて少女は汚物とともに蟲を産む。
快楽と苦痛の終わりに、恐怖と狂気の果てに、自らの子供を胸に抱いて泣いた。

「あたしと一緒に……来る……?」

唐突に得られた自由。
月の明るい夜に、少女は久しぶりに外に出た。
血まみれのシーツを身にまとい、裸足で冷たい大地の上に立つ。
行くべき場所などなかったが、少なくとも独りではない。
傍らでは一匹の蟲が、まるで母親に甘えるように少女の足に擦り寄っていた。

そして――以降十五年に渡る、少女の物語の幕が上がる―――。

おすすめするポイント


エロゲ業界における数少ない遊べるノベルゲ。

名作と言われているので、やっておいて損はない。グロ耐性は必要ですが。

また、前作の蟲使いと一応つながりはあります。やらなくてもいいが、これをやってから蟲使いをやると物足りないでしょう。

前作蟲使いの記事

思い入れ、事前印象


2019年の一月に半額で買った。

自分のよく見ているあるエロゲブログでべた褒めてる記事を見てグロダークそうな雰囲気に惹かれ、買いました。

また、ほかのエロゲでは見ない、主人公を年齢別に描くところにも期待してました。期待値相当高かったです。

 

 

感想(これより先はネタバレあり)

[ストーリー&ゲーム性&キャラクター]

本作は一応の前作に当たる蟲使いからいくつかの設定をもらったくらいで、それ以外は全く違います。

本作は八つのチャプターからなっており。最初は幼蟲編または幼蟲の章、そして五年後の蛹蟲編と同時期の蟲使い編、揚羽編、西館編、夢美編壱、弐、これらはまとめて蛹蟲の章、最後に十年後の成蟲編または成蟲の章。分岐が多く、選択肢がだいぶ後に影響を及ぼすことがある。エンディングは全部で30種あり、幼蟲の章で1種、蛹蟲の章で23種、成蟲の章で6種。

最初は煉悟が主人公かと思っていた。掃除するくだりから善人になったりしないかなって。結局悪者のままで死にましたね。西博士は典型的なやせ細った「ヒヒヒ」ばかりいう変人かと思ったが、結構ガタイがよく、常識人っぽい振る舞いをしていてよかったですね。サユリはおっぱいが大きいから好き。出番がなくなってて残念。

優斗は最初見たとき、腹黒いキャラかなと思ったが、最後まで見せ場のないネタキャラでしたね。蟲使い編のルート分岐条件がこいつとデートしてるかどうかだと気づきませんでした。こいつ重要キャラだったんだって。史郎は初見で本性を見破ってやりましたよ。こういうタイプのゲームに出てくるオタクっぽいやつは大体性癖変わってるし、余裕。アゲハはおっぱいが大きいから好き。夢美編壱で一回つまずいたが、opの最後で夢美と一緒に戦ってるっぽい絵があったので(結局共闘はなかったね)、これやと思い、こちらの世界に引き込んでやりました。アゲハ編はエロいけど抜けない。わたしゃふたなりが苦手なんすよ。ユーリアは前作から出ているが、凌辱要員になり下がった(上がった?)美弥香となぜかいる唯よりも出番が多く、待遇がいいですね。レンは…西博士の助手になったエンディングが一番良かったですね。レンのエロシーンは抜けません。容赦ないし、前作の蟲使いと違って、楽しんでないからだと思う。成蟲編に行くためにこやつは死ななきゃならんが、なんとも思わんかったね。

最後に、萌え担当の蟲クン!蟲クンが一番かわいいです。後述する人気投票でも一位となった蟲クンはみんなに認められたかわいさを持っていますね。なぜ蟲クンがこんなにかわいいのかについての自分の考えを述べようと思う。主人公夢美を取り巻く人々の大半は信頼できない人か頼りにならない人ばかりである。西、煉悟、レン、ユーリア、史郎、アゲハは状況によっては彼女に危害を加える、もしくは危害を加えるために近づいている。杏子、美弥香、優斗は下心なく接してくれるだろうが、彼女を守れない。蟲クンはその両方を兼ね備えているのだ。敵対することもなく、作中最強レベルでもある。そのうえ人間味(?)のあるかわいさによるギャップがよい。これらの理由により、殺伐とした主人公の人生を見守るプレイヤーにとって、蟲クンは至高の存在である。最初に蟲クンに萌えたとき、それは幼蟲の章のエピローグです。エロゲを嗜むものとして、触手といえば〇〇するものだが、まさかそれで握手してくるとは…しかもなんか萌える…蛹蟲編の中盤、夢美に怒られた蟲クンはソファの下でじっとしてムカッとしていた。一番萌えましたね。

ばばあになったがゆえに物語の大半が蛹蟲の章がゆえに成蟲編はあまり印象に残りませんでしたね。攻略上、蟲使い編と夢美編で迷ってる人も多いだろう。十年経ったので、キャラの見た目も変わりました。夢美とアゲハは特に変化が大きかった。二人とも四十近く見える。幼蟲編はいやがうえにも18歳として(随分童顔ですね)、この時点では33くらいだろうが…やりすぎだと思いますね。私だけにしか扱えない計算方法によるとこの時点の夢美はおそらく27歳(蛹蟲から成蟲であきらかに胸が大きくなったので)前後という結果になった。優斗もなぜか大きく容姿を変化させたが結局何の役にも立たなかった。そしてなぜかサユリと杏子と唯はあまり変わらなかった。人造人間のユーリアはもちろん無変化。この章から綾佳と伏島が登場。綾佳は人気キャラだろうですが、私はこういうのあんまり好きではない。伏島は一瞬の淫乱ピンク。嫌いではない。

成蟲編のエンディングは全部で六つ。badが三つ、どれも煉獄に負けるやつ。煉獄に勝つEDが二つ。合体してない蟲クンが煉獄を倒すのと合体した蟲クンが夢美を守るために犠牲になるもの。そして最後に主要キャラが蟲化して煉獄をぼこって蟲使いの村を滅ぼすED。良いとも悪いとも思えなかったです。成蟲編はもう少しボリュームを増やしてほしい気もするが、別にここで終わってなにか悪いというわけでもない。

 

このゲームはノベルゲとはいえ、ゲームとして楽しい、夢中できた。どうやったら見れないルートに進めるのかを考えるのが面白かったです。97%くらいまで自力で攻略。どうでもいいスロットの差分と最初の章の煉悟勝利EDは攻略を見ました。途中で詰まったときは、opとかでヒントを探した。そして、エロゲでは大変珍しいことだと思うが、セーブ&ロードの枠は全部使った。

 

こういう季節だからでしょうね、ゲームプレイ中に蚊が出て、趣があるなって思って蚊をやって、手を洗い、部屋に戻ってくると腕に違和感を感じて見てみたら蜘蛛の糸が腕から垂れ下がってて先には蜘蛛がぶら下がってた。いとおかし。

[エロシーン]

三年も経ってるので、絵が進化した。前作はたまにキャラの目がおかしかったりしたのだが、今作はすごくよかったです。

エロシーンはえぐさとグロさを含んいる。触手を用いるものが大半を占める。

人によって凌辱系のエロは抜けるかどうか変わると思うが、私は凌辱シーンを鑑賞用として見ます。新鮮さ、えぐさ、グロさによって評価します。そのため、抜けない。好きなシーンは西がサユリを食事の余興としたシーン。extravaganzaって感じがして一番好きでした。次に印象に残ったのは、ボウリングで殺すシーン。えぐくてよろし。しかし、そのほかの大半のシーンはあまり好きではない。

また、ユーリアが蟲化するときのCGはすごいかわいかった(わかりみ受信中)。ユーリアのシーンは前作と似てますね、ふたなり、電撃、四肢破壊と。

[おまけ]

本編の八つのチャプターをコンプリートすると、九つ目のチャプターが出現し、スタッフと声優のコメントが見れるようになる。こういうのは結構好きなのでうれしいです。スタッフの話によると製作期間が結構厳しく、わずか半年で本作を作ったらしいです。また、製作期間と予算の関係で没になったシーンと神武編というチャプターがあるらしい。神武編は末路の果てにで作られましたね。もっと時間と予算があれば成蟲編のボリュームが増えるじゃないかと思ったりもした。

主人公の声優はコメントで好きなエロシーンについて語りました。声優がアブノーマルなエロシーンに好意を持って話すのを聞くのは初めてです。

特定のEDを見ると謎のミニゲームができます。全部で三種類あり、難易度が高いうえに運ゲーです。誰がやるん?

すべてやった後に公式サイトに攻略がのってるのを見つけました。人気投票とスタッフコメントもあります。プレイ後に見てみるのは面白いですよ。 

[まとめ]

面白かった点は多く、夢中してプレイできた。それで結構量を書いた。さすが名作って感じですが、自分の中での評価は高くない。世界観のために感情に響くところがないのかもしれません。自分はどうも凌辱系のエロゲにリアルさのある人間の負の部分を期待してしまう傾向があるようで、今作とは相性が悪いようです。期待値が高すぎるのも理由の一つでしょう。