エロゲ日記(仮)

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『淫虐の学園 〜猥堕に蔓延る復讐の罠〜』感想

1211字

紹介

基本情報

淫虐の学園は2013年にクロックアップから発売された商業エロゲである。

公式ジャンルは学園いじめ凌辱ADV。

 

購入時期や事前情報

2020年7月に購入した。なぜ購入したのかは詳しく覚えていないが、おそらく、クロックアップさんのものだから何も考えずに購入したのだろう。

 

リンク

FANZA版


公式紹介

「放してっ!! 私っ、死ぬんですっ! 死にたいんですっ!」

主人公・所沢紅花 (ところざわ こうか) は、屋上で自殺を試みている少女を羽交い絞めにした。

「一体何があったんだ !?」

紅花は、胸の中にいる女生徒──
中井由梨 (なかい ゆり) を抱きしめたまま事情を問いただす。

由梨は、クラスメイトの東伏見すみれ (ひがしふしみ すみれ) と野間口晶 (のまぐち あきら)の2人から、性的いじめを受け続けていることを苦に、自殺しようとしていたのだ。

度の過ぎたいじめに紅花は憤り、担任の野方楓 (のがた かえで) へ訴えるが、「生徒の問題は生徒間で解決しなさい」と相手にされない。

それどころか「所沢紅花がいじめの加害者では?」と生徒会長の鷺ノ宮彩夢 (さぎのみや あやめ) から疑われ、結局、濡れ衣で停学となってしまった。

教師も生徒会も味方になってくれない状況で、何が出来るというのか。

由梨ばかりでなく自身も追い込まれた紅花は、復讐を決意する!

 

感想

ストーリー&キャラクター&エンディング

いじめとその復讐がテーマだが、まず、リアリティーがない。これのせいで、感情移入ができなく、最初から最後まで楽しめなかった。復讐を始めた最初のところまではよかったが、エロシーンに入り始めると、主人公が何を考えているのかわからなくなった。相手によっては純愛っぽくなったりもする。結局復讐と言っても、何も求めているのかユーザー側も主人公側もはっきり考えていないと思う。

いじめパートで多くの尺を使い、復讐が始まってエロシーンが連続するパートになってもそれなりにエロシーンでないところに力を入れているので、きちんとしたストーリーを作ろうとしただろうが、この出来だと、エロに特化したようななにも考えてないもののほうが抜きゲとしていいかもしれない。

 

エロシーン&CG

塗りはいいが、キャラデザが個人的に好きじゃなかった。

いじめとその復讐がテーマなのでエロシーンのシチュエーションは少し攻めているものもあるが、全体的には普通の凌辱ものだった。抜きゲとして見るならもっと実用性のあるシチュエーションを用意してほしかった。

また、どのキャラも中途半端なところで終わったように感じる。もっと抜けるシチュエーションが来るだろうなと思っていたらエンディングを迎えた。物足りなさを感じる。

射精カウントがある。

 

音楽

オープニングがあるが、あまり印象に残らなかった。

 

まとめ

ストーリーもエロも力を入れようとしている作品だが、結果的にシナリオゲとしても抜きゲとしてもいまいちだった。