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紹介
基本情報
女系家族 〜淫謀〜は2005年にシルキーズから発売された商業エロゲである。
原画は市川小紗。
公式ジャンルは艶・野望達成AVG。
購入時期や事前情報
2021年1月に購入した。
女系家族シリーズは全部プレイしようと思っていたから、購入した。
シリーズ1作目の女系家族は期待外れだったが、本作は絵が良さそうなので、進化を期待した。
リンク
公式紹介
―――淫靡爛漫・○辱絵巻第弐段―――
今度の舞台は、とある地方の財産家一族。大物政治家として絶対権力を持って君臨し続けていた一族の主人が亡くなり、秘書見習いである主人公はその莫大な遺産と権力、そして美しき女系家族を手に入れるべく、華麗な一族に擦り寄ってゆく……。
美と権力に上塗られたその本能は、男を惑わす蜜芯と黒い欲望によって成り立っている。甘いささやきは快楽へと続く花園か、それとも滅亡への入り口か……。
感想
ストーリー＆キャラクター＆システム
無印の女系家族は最初ストーリーに期待したが、すぐにただの抜きゲのような展開になり、結局絵が合わなかったので何一つ楽しめなかった。本作は見ての通り絵が良いので、ストーリーも前作から進化しているのではないかと期待したが、結論を言えば期待外れだった。
話の大筋は無印と同じだが、システム上の変更が大きく二つある。まず、選択肢がない代わりに、会話中のキーワードを気に留めるか否かが分岐点となっているところ。そして、河原崎家の一族2であったようなイベントフローだ。前者は正直選択肢よりもわかりにくく、あまり評価できないが、分岐が多いので、後者のイベントフローにはゲーム性があり、また、イベントフローのおかげで実際のストーリーよりもゲームを長く感じられた。
ストーリーの話に戻そう。最初は雰囲気が良かったが、主人公が一日だけで三姉妹を全員堕としたときにストーリーの安っぽさを感じ、ただの抜きゲだなと分かった。そもそも話自体が4-5日しかないので、面白くなかった。
ヒロインたちも即堕ちするので魅力的だと思ったキャラはいなかった。強いて言うなら立ち絵のインパクトで美宙くらいかな。逆レイプendを詳しく書いてほしかったな。
あと、ホモのシーンはいったい何だったんだ…
エロシーン＆CG
サンプルからもわかるように、本作の絵の出来はとても良い。
しかし、立ち絵は違和感を感じた。たとえばすみれの立ち絵は40前後の美魔女だが、一枚絵では20前後の少女みたいだ。千里や美宙も立ち絵と一枚絵では別人のようだった。まあ、立ち絵は普段の凛としている姿ということにしておこう…とにかく、本作のCGの出来は珠玉である。
このCGは印象に残った一枚で、初めて見たときはびっくりして声が出た。どう形容すればいいのやら…
しかし、みなさんはこういう経験がないのだろうか、「AV女優の顔が整い過ぎていると逆に抜けない」と。わたくし個人的には本作にも似たようなところを感じた。エロさより美しさが勝り、劣情を掻き立てられなかったのだ。
エロシーンの内容は残念なところとして、みんなすぐに堕ちたところだ。これはシナリオゲではなくただの抜きゲだなとすこし興ざめした。そして上記したように、実用性はあまりなかったかと。また、悪戯モードという画面をタッチして音声の反応を楽しむモードもあったが、こちらはおまけ程度のものだった。
まとめ
前作からの進化を期待したが、ストーリーはほとんど一緒で、エロ部分はたしかに絵はだいぶ進化したが、実用性はいまいちだった。続編のⅢもあるが、あまり期待できない…
