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紹介
基本情報
女優・菜々子は2005年にルネから発売された商業エロゲである。
公式ジャンルは美人女優恥辱凌辱AVG。
32bitまでしか対応しないとあるが、自分はwindows10で作動しました。
購入時期や事前情報
2017年9月に「ルネソフトプレミアムパック 〜こんなにいっぱい入れたらあふれちゃう〜」を購入した。本作はこれに入っている。
これはルネソフトの作品が20作入ったお得なセット商品であるが、みな十年以上前の抜きゲなので、安いとはいえ、特にほしいものがなければ買う必要もないでしょう。本作ももしこのセット商品がなければ、買うことはなかったでしょう。
おすすめポイント
テレビ局の人間が女優に枕営業を強要するシチュエーションに興味があり、かつ絵が合えば、おすすめできます。
リンク
公式紹介
人気絶頂のグラビアアイドル「綾里 菜々子(あやさとななこ)」が、大手の事務所に電撃移籍し、水着姿を封印し女優業に転向するというニュースは、アングラサイトからお茶の間にいたるまで駆け巡った。
そんな渦中の女「菜々子」に目をつけた極亜テレビのプロデューサー「門倉浩平(かどくらこうへい)」は局でも有名なセクハラプロデューサーだった。
「菜々子」の女優になりたいという心につけこんで、自分が持っているドラマ枠でのヒロイン役をちらつかせ、彼女を籠絡しようとする「門倉」。移籍の際にトラブルがあったことを探し当て、それをネタに揺さぶりをかけた。女優への夢を棄てきれない「菜々子」はたった一度という約束で、「門倉」に身体を開く。
それが自身の女優としてではなく、M女としての才能を開花させる悪夢の始まりと知らずに……。
感想
ストーリー&キャラクター
グラビアアイドル出身の女優に枕営業を強要する話。抜きゲなので、これ以上でもこれ以下でもない話。
ヒロインは全部で5人いるが、メインの菜々子以外は出番が短いのであまり印象に残らなかった。そんな菜々子は抜きんでた魅力的であるかと言われればそうでもないけど、オーソドックスな抜きゲヒロインだった。キャラデザは結構すきだけど。
別視点のストーリーもあとから選べるようになるが、こちらはおまけ程度で、ある程度調教された菜々子がうぶな男を襲うシーンを楽しむものだと私は思う。
エロシーン&CG
エロに関してはルネさんのいつもの調教メインのものだった。菜々子に関しては昼は楽屋やスタジオなどで調教して、夜はマンションでいつもの調教システムで調教する。もちろん、このシステムはCGを使いまわすので、テキストを楽しめるかが肝になる。
自分としては調教レベルがなかなか上がらないのと、シチュエーションが途中からマンネリ化したのが不満点だった。また、調教とは別のイベントエロシーンが少ないのも気になるところだった。メインの菜々子も調教パートがあるとはいえもっとあってほしかったし、サブキャラたちもイベントエロしかないのに数が少ないと全体的にキャラへの愛着がないので、不満点だった。
評価できる部分も多かった。絵は2005年にしてはよく出来ているものだと思う。同時期の抜きゲは絵が古くて今日実用性がないように感じるが、今作はそういう問題がなかった。また、枕営業というシチュエーションはあまり触れたことがないので、中盤からマンネリ化したがそれまでは個人的には良かった。最後に、一番良かったのは楽屋のコスチュームを着たプレイだった。CGが使いまわしなのは気になったが、調教レベルごとに変わる菜々子の演技がとてもよかった。この部分にもっと尺を割いてほしかった。調教レベルをもっと増やしたり、コスチュームや差分を増やしたりして。
まとめ
2005年と古めの抜きゲだが、絵は同時期のものと比べると秀でており、エロのシチュエーションも評価できる部分があった。とはいえ、CGの使い回りがやはり気になる。枕営業というシチュエーションが特に好きじゃなければルネのほかの作品も似たようなシステムなのでその中から評価のいいものを選べばいいし、本作がその中で特にいいということはない。