エロゲ日記(仮)

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『河原崎家の一族』感想

1635字 読了時間約4分

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作品名 原崎家の一族
ブランド エルフ
シナリオ 蛭田昌人
原画 横田守
発売開始日

2017/10/20(windows10)

1993/12/22(初出)

定価 3800 税抜き
公式ジャンル 館物マルチエンディングAVG
パッチやアペンド なし
ジャンル シナリオゲ
属性

館もの ミステリー

アニメーション

DMMダウンロード版 リンク

90年代にできた作品ということでいままで端末やos別に結構な数のバージョンがあり、エルフとシルキーズと発売元も異なっているが、私が買ったのはDMMで販売されているwindows10対応のものです。


公式紹介

古くから由緒ある家系を持つ河原崎家で、高額の報酬につられ、住み込みの使用人として働くことになったごく普通の大学生、斎藤六郎。
屋敷では一癖も二癖もある者達によって、一般社会とはかけ離れた異常ともいえる行為が行われていたのだ。
使用人としてのつらく厳しい生活と、洋館に住む一族たちからの昼夜の区別なく繰り返されるエロティックな誘惑…。

おすすめするポイント


古き良きエロゲ。

名作なので、ダーク系がいけるならぜひやったほうがいい。

思い入れ、事前印象


2019年の八月にエルフとシルキーズの10本一万円セールで買った。

興味を持っていた蛭田昌人の作品ということで昔から知っててやりたいと思っていた。

 

感想(これより先はネタバレあり)

[ストーリー&エンディング&キャラクター]

マルチエンディングということで19ものエンディングがあるがすぐに終わった。選択肢もたくさんあるがそこまで複雑というわけでもなかった。

悪いというわけではないが、いざいい点をあげようとするとなかなか言葉にはできない。序盤はミステリーっぽい雰囲気があって、真相にたどり着きたいと前向きにプレイできたが、どのエンディングも説明が足りないと感じる。最終的にトゥルーエンド的なものがあってどんでん返しのような結末も期待してたが、なかった。

謎の老人が河原崎家の歴史について少し言及したが、もっとちゃんと尺を取ってエロシーンの一つや二つでも入れて説明してほしかったですね。全然納得できない。そして〇7歳の麗と〇4歳の俊介はどういう風に加入したのか、美佐子が一か月も無事だったのはなぜだろうか、館が燃え人が消えるの理由はなにかともっと説明のストーリーにボリュームが欲しい。

あと一応ハッピーエンドのあるヒロインは美佐子、麗、香織の三人がいるが香織はほぼ接点がなくままハッピーエンドに突入する。美佐子も麗もちゃんとした個別ルート的なものはやはり必要ではないかと思う。とくに美佐子は最後らへんにNTR的な展開があるがそれまでになんかもっと恋愛してる感じ出したほうがいいではないだろうかと思う。

パケ絵でさちこがみいなを抱いてるので二人で館を脱出するエンドでもあるのかなと思ったが結局みいなというキャラはなんだったのか。

こうしてみると打ち切られた漫画みたいで中途半端なキャラと設定が多い。

おやっと思ったが南原はやはり幻の四人目の伊頭だった。南原をマイナーチェンジして遺作ができたらしい。

[エロシーン&CG&アニメーション]

リメイクされているからか、私にはそれほど古臭さが感じられない。さちこの風呂での後ろ姿と香織が気に縛られてる絵はとくによかったと印象に残ってる。立ち絵やCGではほんの少しのアニメーションがある。えろいというより面白かったりする。

エロシーンはそれほど多くない。そしてあまり抜けない。ちんこが描かれてないのが難点。

あと美佐子が謎の老人に調教されるシーンはなぜないんだ。絶対いいのに。

[まとめ]

初めての蛭田昌人作品だったりする。雰囲気はよかったが、ボリュームが圧倒的に足りない。全体的にエロシーンはシナリオの補助というふうに受け取ってしまう。時代的に考えれば今の自分に正確な評価を下せるはずがないが。

色々調べてみると続編の2のほうがいろいろと記事があって評判もこっちより良いので期待するとしよう。