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LEWDNESS 〜Vita sexualis〜は2012年にEmpressから発売された商業エロゲである。原画は聖少女。公式ジャンルはアブノーマル覚醒ADV。
2020年の九月に購入した。聖少女の絵が好きなので購入した。
公式紹介
今世紀半ば、少子化に悩んだこの国の政治家はある法律を提案する。
その法律の名前は『Sexual Misconduct(淫行) 禁止法』。
この『SM禁止法』の内容は『生殖目的以外の全ての性行為を禁ず』と言うもの。ポルノや風俗と言った類の物は、接触や所持する事は愚か、観賞することすら禁止する法律だった。
この法案の中心に居たのが『橘忠誠(たちばなただのぶ)』という人物。
この国の初代大統領でもあり、引退後はSM禁止法に違反した若者を隔離するための施設『誠憐学園』を国立で設立し、そこの理事長として余生を送っている。
そんなSM禁止法の存在が当たり前になった時代、その法律を犯した少女が一人、誠憐学園へ送られようとしている。
その少女の名前は『姫乃百合亜(ひめのゆりあ)』SM禁止法に抵触し、警察に逮捕され身元引受人として現れた女教師に誠憐学園への編入を条件として釈放して貰えるよう便宜を図って貰う事になる。
誠憐学園は若年犯罪者を隔離するだけではなく、個別に職種を訓練させ、然るべき仕事を斡旋するための学園となっている。
SM禁止法を違反した百合亜は、家族からも世間からも見放され人生のどん底に陥っていた為、安易に誠憐学園への編入手続きの書類にサインをしてしまう。
しかし誠憐学園は、『令嬢』と呼ばれる、権力者に仕え性の奉仕をする役割を担う存在を育成するのが、この誠憐学園の本当の姿だった。
令嬢候補に選ばれたのが主人公の姫乃百合亜、そして学園の寮で出会う事になる、スポーツが得意でボーイッシュな女の子『仁科絵理(にしなえり)』と、
お嬢様でクールビューティーな元誠憐学園学生会長の女の子『九龍葉月(くりゅうはづき)』と共に、毎日恥辱にまみれ、アブノーマル覚醒への地獄を味わう事となる。
感想
[ストーリー&キャラクター&エンディング]
原画が聖少女ということで、どうしても本作をstarlessと比べてしまう。まず、最大の違いとして、シナリオライターが聖少女じゃなくなったからか、女性上位から男性上位となってしまったことだ。
starlessが強烈なだけに、どうしても聖少女のキャラデザは女性上位と結びついてしまうので、違和感があった。starlessの続編のつもりで本作をプレイしたので、全く楽しめなかった。
これを抜きにしても、ストーリーは平坦なもので、面白い展開はなかった。
[エロシーン&CG]
聖少女の絵なので、もちろん文句はない。
エロシーンはアブノーマルのものが多かったが、starlessと比べると大人しく感じる。
[BGM&主題歌]
オープニングがある。bgmは全般的によかったのだが、エンディングが一番良かった。
[まとめ]
starlessに求めていたものを本作に求めるべきではない。単純な凌辱の抜きゲとして使うならアリ。