1534字
紹介
基本情報
魔女の贖罪は2004年にアリスソフトから発売された商業エロゲである。
原画はMIN-NARAKEN。
公式ジャンルは快楽系恥辱アドベンチャー。
購入時期や事前情報
2019年11月に購入した。
アリスソフトのセールがやっていたので、何も考えずに本作を購入した。
最初に今年の6月末にプレイしたが、そのまま放置して今日クリアした。当時は壊れたエアコンで何とか風を出して暑さをしのんでいたのをよく覚えている。あれから5か月がたち、今日はエアコンで暖房をつけている。なんだが感慨深い。
リンク
公式紹介
豊富な鉱物資源が眠るトノリスト国。
異国との争いは絶えることがなく、戦乱の日々が長く続いていたが、異国からの申し出により和平が結ばれると、ようやくトノリストも活気を取り戻し始める。
そんな矢先、囚人たちの間に原因不明の病が流行した。
それは、ゆっくりと、だが確実に人々の間に広がっていった。
不安が民衆の間に広まり、その矛先は司祭達に向けられた。司祭達は、策を講じるための時間稼ぎとして『魔女』という名の、人身御供を立てることを決断する。
人々を妖しく魅了する美しさを持つ女性。
そして、本能を呼び覚ますほどの淫らな儀式。
民衆の関心を惹きつけるには、十分過ぎるものであった。そして、『魔女』に選ばれたのは…。
感想
ストーリー&キャラクター&エンディング
勝手にダークロウズの続編的なポジションだと思っている。
ストーリーは抜きゲのものとしては良い雰囲気を醸し出していると思う。
ユアンはどう見ても黒幕だが、そうじゃなかった。聞き覚えのある声をしたキャラが何人かいた。
エンディングは三つあるが、どれも中途半端で抜きゲ特有のバッドエンドと言えるようなものはなかった。おじさんとほかの子がしれっといるのがモヤモヤするし、それこそ魔女になっていた後遺症的なところを描いてほしかった。誰のだがわからない子供を妊娠していたり、夫には秘密で過去に交わった男と密会したりしてほしかった。
また、同じエロシーンの二回目以降はスキップできず、一枚絵が表示され短い音声が流れるため、後半になって作業感とともにストレスをも感じる。
エロシーン&CG
絵もグラフィックもとても好みだった。ヒロインはかわいく、胸や尻などが肉感的で劣情をそそるものだった。
露出とおねショタが主なエロシーンのシチュエーションで、ヒロインは婚約者がいるため、純愛とは言えない。もちろん婚約者とのシーンは一つもなかった。また、セックスすることで署名を集めるため、売春とも言える。
凌辱的なシーンではアブノーマルなものが多く、レズのシーンも複数あった。そうでないものもおねショタや快楽堕ちして痴女になってたりした。
エロシーンのほとんどは主人公で、サブキャラはシチュエーションに偏りがあった。多少の不満を感じる。
気になる点として、中出しがほとんどデフォだった本作ではなぜかボテ腹が一切なかったということだ。そういうバッドエンドがあってもよかったように思う。
また、エロシーンの尺と差分が物足りなかった。実に惜しいと感じる。
ゲーム性
シミュレーション。複数のステータスを見ながら行動を選択する感じで進めていく。最近の同人ゲでこういうタイプを見た気がする。アリスソフトの代表的な作品と比べればゲーム性は貧弱だが、序盤はそれなりに楽しめた。後半になると作業感を感じるようになるが。
まとめ
ダークロウズと比べれば本作のほうが好みだ。
コスパが良く、絵が自分の好みで、グラフィックも音楽もエロシーンのシチュエーションもよかったが、エロシーンの尺とすっきりしないエンディングが玉に瑕だった。そこが良かったら自分の中でトップクラスの抜きゲとなっていたでしょう。