1320字
紹介
基本情報
夫の前で●されて…アニメーション追加完全版は2009年にエルフから発売された商業エロゲである。2006年にyellow pigから「夫の前で犯されて… violated in front of the husband」が発売され、2009年にエルフから本作が発売された。
ライターは土天冥海。
公式ジャンルはねっとりネチネチ型AVG。
購入時期や事前情報
2019年8月に購入した。本作ともう一本同梱された「若妻万華鏡アニメーション追加完全版+夫の前で犯されて…アニメーション追加完全版」を購入した。エルフの作品なので、何も考えずに買った。
リンク
公式紹介
幸せな新婚生活を送っていた翔太と千尋。しかし、翔太の上司を家に招いたことから千尋の悪夢な日々が始まる。職場で上司から嫌がらせを受ける夫を救うために千尋は…。幸せの絶頂にある夫婦に忍び寄る陰湿で淫らな罠。上司の権力と巨根で、献身的な人妻を寝取る喜びを心ゆくまで堪能出来るねっとりネチネチアドベンチャー。
感想
ストーリー&キャラクター&エンディング
同じメーカーさんとライターが出してるので、若妻万華鏡の続編的な立ち位置でしょう、現に同梱して販売されてるわけだし。コンセプトも同じ。人妻をねとねとと精神的に追い詰めて、寝取る話。
前作と比べると、キャラクターの魅力は見劣る。前作の主人公はライターの秀逸なテキストもあってどこかつかめないところがあり、人妻を堕とす過程も見事なものだった。今作はそれと比べるとだいぶ劣化した。主人公の顔が出てるのも一因かもしれない。ただのいやなおやじだった。キャラが面白くないと、テキストも楽しめない。ということで、主人公の魅力がないところが結構な致命傷で、これのせいで、自分の中で前作よりも評価が低くなってしまった。
一方で、いいところとしてはまずヒロインのキャラデザでしょう。夫に尽くすという意味では前作と一緒だが、本作のヒロインのほうが若妻感があって、かわいかった。そして、前作では結婚後に一度もセックスしていないのに対して、本作では夫婦のエロシーンや仲睦まじい会話の描写があるのが非常によかった。
最後に、エンディングも賛否両論を呼びそうな前作と比べると寝取りというジャンルでは許容されるような終わり方だった。
前作と比べてよくなったところが散見されるが、土天冥海さんの十八番であるテキストの面白さを感じられなかったせいで、全体的には前作のほうが良かった。
また、ヒントというものがあり、バッドエンドになったところまでの正しい選択を選んだフローチャートが見れる。ありがたい。
エロシーン&アニメーション&CG
絵に関しては前作と同じ、ヒロインのキャラデザはこっちのほうが好きだが、主人公の顔があまり好きじゃない。キモイというより、こわかったから。
マニアックなプレイがいくつかあった。堕とすのが目的なので、本番がないシーンが多かった印象。そのため、実用性はいまいちだった。
エロシーンの大半にアニメーションがあり、クオリティが高い。
まとめ
前作と同じ流れをくむ寝取りゲだったが、主人公を好きになれるかで評価が分かれるでしょう。前作のほうが楽しめた。