1694字
紹介
基本情報
Rance IVは1993年にアリスソフトから発売された商業エロゲである。
1997年にWindows版が発売された。
現在はアリスソフト配布フリー対象となっており、無料で入手できます。「鬼畜王 on Web」と「鬼畜王 on Chrome」というサイトを使用すれば、PCやスマホのブラウザでプレイ可能です。具体的な使用方法はググれば出てきます。
また、アリスソフトを退社された製作者のTADAさんが2023年1月にブログにて経験値二倍、不安定部分の調整、windows10,11に対応したver2.05を発表した。ちょうど30年ぶりのアップデートである。リンクは下に貼ってある。これも上記のサイトを使えばブラウザで起動可能。
購入時期や事前情報
フリーなので購入ではないが二日前にインストールした。
リメイクの01、02、03をやってきて、ダメもとで04を待っていたが、製作者が更新してくれたので、リメイクはないだろうと思い、プレイした。
4はシリーズ上そこまで重要じゃないという情報を目にしたことがある。
おすすめポイント
スケールは03に及ばないものの、今でいうと名作同人ゲのような感じで面白かった。今からランスシリーズをやる人からすれば古くて手が出しにくいこともあると思うが、1993年にしてはグラフィックが良く、ゲームシステムも悪くはなかった。また、重要そうな設定やキャラもあったので、やったほうがいいかと。
リンク
公式紹介
なし
感想
ストーリー&エンディング
03と比べるとスケールが小さくなった。01と02のように一つの町の中で話が完結する。
でもキャラがたくさんいて、新しい世界観や設定も次々と明らかになっていったので01、02以上、03未満だった。面白かった。
闘神都市と聞いて闘神都市シリーズのそれかと思い、それが空中にあったのかと思ったら、最後まで見たらそうじゃなかったな。地上に落ちたのは幸か不幸か…色々調べたら闘神都市シリーズはランスシリーズの後の話だな。同時期に作られた作品のようだが、当時はどこまで想定していたんだろうか。
キャラクター
03ほどではないが、新キャラが複数出た。闘神と闘将、今後活躍しそうなヘルマンのヒューバート。そしてメリム、フリーク、イオ。何の活躍もなく死んだデンズ。最初から死にそうだったビッチ。
なんか謎のあるあてな2号。また出てきそうなサーナキア。
03のようにまたいつかみんなと再会しそうやな。
リックの顔が出た。今後敵から兜を奪われピンチに陥そう。
エロシーン&アニメーション&CG
キャラクターが動くアニメーションがある。クオリティが高く驚いた。少ないが、ドット絵のエロシーンのようなのもあった。
絵は今からすれば古いが、でも思っていたより良かった。
エロシーンは広く浅くとシィル以外各キャラ1から2シーンだった。
ゲーム性
バトルパートはSRPGでそれ以外はランス02とほとんど同じだった。3はやったことがないが、03みたいにキャラが複数おり、レベル上限などもあり面白かった。ただ、03よりスケールが小さく、キャラもほとんど固定だった。また、SRPGなので、戦闘をサクサクと進められなかった。戦闘を自動化することもできるが、思い通りに動いてくれないので、少しストレスを感じた。
アップデートで経験値が二倍になったので、レベリングせずに最後まで行けたが、もとの経験値だったら、きつかったかもしれない。
まとめ
思っていたより面白かった。最初はシリーズ制覇のために一応クリアまでやるかと思っていたが、気づけば三日間ぶっ通しでクリアした。面白かった。さすがに03ほどの大作ではなかったが、やってよかった。
製作者のブログにて4.1と4.2のアップデート版も配布されているので、まずそちらを近いうちやろうかな。そのあとは鬼畜王で、次が5D。鬼畜王はボリュームがえぐいらしいので気安く手が出せないし、5Dは今回のようにアップデートが出そうなのでしばらくは様子見だな。