エロゲ日記(仮)

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『時計仕掛けのレイライン -残影の夜が明ける時-』感想

1243字

時計仕掛けのレイライン -残影の夜が明ける時-』は2013年にUNiSONSHIFT:Blossomから発売された商業エロゲである。公式ジャンルは昼と夜の学園ブレイクスルーAVG

2020年4月に購入した。500円セールのとき、本シリーズは評判が良かったので買った。あまりこういうタイプのエロゲはやらないけど、安かったので。

シリーズ全三作の二作目。

DMM版


公式紹介

山奥にある全寮制学園『天秤瑠璃学園』。
大きな時計塔の立つその場所は、ただの学園ではなかった――。

主人公・満琉は転校生としてこの学園にやってきた後、『特殊事案調査分室』通称トクサと呼ばれる役目を背負うことに。
トクサの仲間である憂緒たちとともに、この不思議な学園で起こる様々なトラブルを解決する日々を送っていた。

そんなある日、学園に予想外な訪問者が現れる。
祖母の思い出の品を探し、はるばる異国からやって来た少女・アーデルハイト。
一筋縄ではいきそうにない客人は、トクサの面々に押し付けられる。

「そうね。お手並みを拝見しようかしら」

アーデルハイトの探し物を巡る日々のなか、それまで当たり前のように流れていた全ての時間が動き出す。

それは――学園の抱える秘密、黄昏時に交差する二つの世界。

一体彼らはどこから来ているのか?
どこへ帰っていくのか?
そして夜と昼の境界線はいつか――交わることができるのか。

新たなる謎と秘密に、主人公たちの奔走が再び始まる!

 

感想

[ストーリー&キャラクター&エンディング]

基本的な評価は一作目とほとんど同じ。ラノベのような話だった。最初は前作の続きで同じように話が進んだが、最後の方だけが物語の本筋にかかわっているような流れになり、そのまま終わって、続きは次回作で…という感じだった。プレイ時間は10時間未満で前作同様ボリューム不足と感じた。

一作目から登場していたキャラクターはほぼ全員本作にも登場し、さらに新キャラが数人登場したが、印象に残ったキャラや魅力を感じたキャラは残念ながらいなかった。前作同様キャラ別エンディングの出来は微妙だった。

選択次第で最後評価がもらえて最高と最低評価でリンクがあり壁紙がもらえる。(一方だけ見て、リンク先のURLをちょっといじればもう片方にたどり着けたりする。)

[エロシーン&CG]

絵はサンプル通りよくできている。

エロシーンは取ってつけたようで、メインルートでは一切エロシーンがない。

[おまけ]

一作目の振り返りができる。おまると学園長の会話形式。だいぶ省略されてるが、一作目をあまり集中してプレイできなかった自分にとっては助かった。

[まとめ]

伏線回収が評価されている本作だが、二作目までプレイした時点ではなぜそこまで評価されているのかわからない。しかし三部作なので、詳しい感想は全部やり終えてから述べたいと思う。また、エロシーンがすべてキャラの個別ルートにあり、メインストーリーにはエロが一切ないのはエロゲっぽくない。というかエロゲである必要が全く感じられない。