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『突然怪人兼事務員の俺が魔法少女達を堕とす話~魔法天使エンジェルセイバーVS悪の組織デスブランド〜』感想

2772字 読了時間7分

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作品名 突然怪人兼事務員の俺が魔法少女達を堕とす話〜魔法天使エンジェルセイバーVS悪の組織デスブランド〜
ブランド HEAT-SOFT
シナリオ 亮精類
原画 土代昭治 ひよひよ ブッチャーU
発売開始日 2013/3/15
定価

4600(DL)税抜き

公式ジャンル

社怪人になって魔法少女AVG

パッチやアペンド なし
ジャンル 抜きゲ
属性

凌辱 闇堕ち/悪堕ち 触手 

変身ヒロイン

クリア時間 約9時間
DMMダウンロード版 リンク

公式紹介

世界征服を目論む、悪の組織『デスブランド』。
そこで事務員として働いていた『立川将志』は、女幹部『ラグリア』に<経費削減&素質があった>を理由に、勝手に触手怪人『ショクシュンガー』に改造されてしまう。

それから数ヶ月、すっかり事務員兼怪人として定着してまった将志は、ある日ラグリアと共に上層部に呼び出され、ある地方都市の支部を立て直すようにという指令を受ける事に。

だがその支部は<ボロボロで設備は整っていない・戦闘員の練度が低い・怪人がいない>等といった問題を多く抱えて支部として機能しておらず、敵対組織(正義の組織『ジャスティア』)からは『勝手に自滅する』と言われるほどに酷い有様だった。

それでも頑張って立て直そうとした矢先、その動きを察知したジャスティアが魔法少女を送り込んできてしまう。
更には、ラグリアの業務を評価するため、監査役としてラグリアのライバル的存在の女幹部が派遣されてくる。

只でさえ厄介な状態を立て直さないといけないのに、魔法少女と戦い、組織内でも派閥に巻き込まれて戦わなければならない。

交錯するそれぞれの思い。やがて問われる各々の価値観。
果たして正義とは?そして悪とは?……そして将志は、無事平穏を取り戻せるのか?

おすすめする人


触手が好きな人。

主人公が魔法少女じゃなくて敵側のほうがいい人。

雰囲気の明るいやり取りが好きな人。

思い入れ、事前印象


2017年の三月に突然怪人になった俺が魔法少女を堕とす話シリーズ3本セットというものが売っていたので、セットと魔法少女と堕とすに弱い管理人は買いました。ちなみにこのセットは期間限定なので普通は単体でしか購入できません。

シリーズの三作目です。前作と前々作よりも凝っています。プレイ時間と女性キャラが大幅に増えました。一作と二作目はあまりつながりがないが、今作は一作目とつながっているので先にそちらをやったほうがいいかと。

一作目の感想   二作目の感想

 

感想(これより先はネタバレあり)

[ストーリー&エンディング] 

冒頭は話が面白くてつい読み進めてしまいました。ラグリアさんのおかげか面白かったのですが、個別ルートに入るともちろんラグリアさんの出番が減り、冒頭にあった面白さがなくなります。ラグリアさんのせいかほかのヒロインのルートに入るとあまり楽しくありません。ラグリアさん一人で一作作ったほうがいいのでは?とさえ感じました。

今作には一作のではなかった魔法少女の日常があるが、どれもピンと来なかった。凌辱による後遺症、魔法少女としての自信喪失などは一切ありませんでした。雰囲気的にも入れにくかっただろうが...

ルートによっては敵同士で気軽に話したりします。これはこの作品の明るさによるものだと思うが、でもそのあとのエロシーン(凌辱)とか考えると、よろしくないと思います。そもそも怪人側が明るい感じの凌辱系エロゲはむりがあるのではないだろうか。

とあるルートでは前作のべリウスが出てきてピンチになった主人公を助けて共闘するくだりがあります。出てきたときは驚きましたね。

EDの流れるトゥルーエンドでは俺たちの戦いはまだまだ続くって感じで終わります。ヘレンさんは捕まり、ユリとさきは魔法少女になり、ですブランド側では事務員を兼業する主人公と入院中のラグリアさんしかいない。勝てないなこれは。でも、こういうエンドが一番作品の雰囲気に合いますね。

[キャラクター]

女性キャラの数についていうと前々作は悪の組織側に一人と魔法少女側に二人で前作は魔法少女側に二人。そして今作は大幅に増えて、悪の組織側が四人と魔法少女側が三人と計七人。個人的に印象に残ったのはやはりこの人。

  • ラグリア

感情豊かで、何かあればすぐに大声を足りたりするひと。よく支部長になれたな。仕事おわりに居酒屋に無理やり誘ったり、げろと暴言と戯言を吐いたりと声優の演技も目立ちました、ヒロインですねこれは。

一作目と同じく一番魅力的でしたね。

[エロシーン]

やはり今回も触手が大半を占めます。触手が好きではないのであまり詳しくないが、性癖に触手がよく伴うものが多いので、それなりに触手を見てきた身として気になったことがあります。それは、触手の質感です。シリーズ全作に共通しますが、触手が生き生きしてない。おそらく触手は鮮明な色でぬるぬるしていて躍動感のあるものをよしとするだろう(上述した通り触手はあまり詳しくないので推測です、悪しからず)。この作品の触手は色が薄く、薄ピンクいろの布にみえます。萎える。

肝心の洗脳についてだが、キャラによって洗脳の内容が違うのはよかった。一方洗脳した後の個別シーンが短くほぼ共通の内容だったのはいただけない。

[CG]

大半のキャラの目と顔の輪郭に違和感がありました。そこが残念でした。あと、原画が複数人で、見たらわかると思いますがキャラを見れば違う原画だなとわかります。有名なブッチャーUさんがいますが、すぐにヘレンさんを担当したんだなと気づきました。

べリウスとショクシュンガーの共闘のCGは結構かっこよかった。

ラグリアさんの立ち絵は前のほうがよかった。

[アニメーション]

短いが変身シーンがあるwwwww。まじかよwって思いました。

[OPとED]

がある。w、上と同じくまじかよwって思いました。しかも歌付きw。気合を感じます。

[BGM]

前の二作のBGMが引き続き使われていますが、新しく増えた曲もあります。全体的にそれっぽいBGMで結構好き。

気になる点としてはタイトル画面と一部のシーンでBGMがないこと。

[システム]

スキップが遅い。

[まとめ]

冒頭は本当に面白かったが雰囲気とCGのせいで抜きゲとしては良作とは言えない。前の二作に比べると大きく進化したが...コメディとシリアスを共存させるのは無理かもしれません。

[シリーズ総括]

魔法少女の作品としてはお勧めできません。魔法少女ものに求められるものはほぼ入ってません。また、闇堕ちとしても物足りなさを感じます。

一作目と三作目はコメディの部分はよかったがいかんせん魔法少女ものなのでいつまでもコントをやっていいわけはありません。二作目はシリアス成分が多いがシリアスとしても微妙な出来でした。

面白さとしては 三作目>一作目>二作目 でした。