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『若妻万華鏡アニメーション追加完全版』感想

1603字

紹介

基本情報

若妻万華鏡アニメーション追加完全版は2009年にエルフから発売された商業エロゲである。

2005年にyellow pigから「若妻万華鏡 奥さん、ちょっとバッグの中を見せてもらいますよ。」が発売され、2007年に同メーカーから「若妻万華鏡 完全版」が発売され、2009年にエルフから本作が発売された。

ライターは土天冥海。

公式ジャンルはねっとりネチネチ型AVG

 

購入時期や事前情報

2019年8月に購入した。本作ともう一本同梱された「若妻万華鏡アニメーション追加完全版+夫の前で犯されて…アニメーション追加完全版」を購入した。エルフの作品なので、何も考えずに買った。

 

おすすめポイント

寝取りもので、心理描写がかなり細かくなされている。

 

リンク

FANZA版


公式紹介

「私、悪いことをしてないのに…」身に覚えのない万引き、全てはここから始まった。一人の若妻を徹底的にネチネチと追い詰め、身も心も寝取りぬく凌○アドベンチャー。繊細且つ奥深い心理描写と共に、若妻の卑猥なシチュエーションの数々を心ゆくまで楽しめる。じっくりと若妻を責め込んでいく醍醐味が感じられる逸品です。

 

感想

ストーリー&キャラクター&エンディング

寝取りもの。巷にはびこるマジカルチンポ的なものではなく、きちんと精神的に、肉体的に攻めて攻めて、駆け引きもして、そして堕とす。

面白く感じる理由の一つは主人公のキャラが魅力的だったこと。時折見せるヒロインへのやさしさ、ヒロインを手のひらで転がす高度な寝取りスキル、そしてテキストが魅せる独特で中毒性のある主人公の独白。エロゲ業界では数少ない、テキストだけでも面白さを出せるエロゲであった。

ヒロインも心情描写が細かくされており、堕ちていく様子が入念に描かれている。そして貞淑な一面もあり、選択肢を少しでも間違えると、主人公はすぐに警察に突き出される。

以上のように、ヒロインを堕とすまでは非常に面白かった。しかし、堕としてからはいまいちだと感じた。

ヒロインが山の中で主人公を襲うところがターニングポイントだろうが、それまでのリアリティのあるストーリーから急にありきたりの抜きゲのような展開になって面食らった。

また、堕としてからの主人公のやることはなんの変哲もなく、それまでその見事な手腕でプレイヤーを引き付けてきた主人公と同一人物とは思えないのだ。

そして極め付きはエンディング。一般的な寝取りゲの終わり方としては、目当ての女を堕として、そしてその女を自分に依存させてからもとの夫から奪うというものだと思うが、本作は結構違う。これはライターの個人的な癖なのか、それともライターの寝取りというジャンルに対する独自的な見解なのかはわからないが、本作の主人公は一度奪った女にもう一度結婚させてまた寝取る。人妻を寝取るという行為自体を楽しみ続けようとするのだ。罪な性癖だ。私は寝取りという性癖に詳しくはないので、この終わり方を評価しかねるが、多くの人にとってはすっきりのしないエンディングではないだろうか。しかし一方では、ライターのこだわりも感じる。

 

エロシーン&アニメーション&CG

ヒロインのキャラデザがあまり好きじゃなかった。そして塗りもいまいちだった。このため、本作は抜きゲとして楽しめなかった。エロシーンもこれといった目立つところもなく、まさにエロよりもストーリーのほうが気になるエロゲだった。

唯一評価できるのがウェディングドレス姿だった。あれは良かった。

エロシーンの大半はアニメーションがついている。クオリティは高かった。

 

まとめ

ヒロインを堕とすまでが見どころ。そこだけを見たら間違いなく名作だが、堕としてからのエロシーンや展開は結構人を選ぶ。全体的に、抜きゲとしては評価できない。じゃあごりごりの寝取りゲをシナリオゲとしてみることはできるのかというともちろん無理。ストーリーがよかっただけに残念だ。