エロゲ日記(仮)

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『ユメミルクスリ』感想

2488字 読了時間約6分

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作品名 ユメミルクスリ
ブランド ruf
シナリオ ユメミルクスリ製作委員会
原画 はいむらきよたか
発売開始日 2005/12/22
定価 2666 税抜き
公式ジャンル ダウナー系青春恋愛AVG
パッチやアペンド なし
ジャンル シナリオゲ
属性

学園もの クスリ 雰囲気ゲ

純愛

DMMダウンロード版 リンク

windows:xpの32bitまでしか動作保証がないとありますが、自分はwindows10の64bitでプレイできました。

公式紹介

何事もそつなくこなしてしまう‘俺’は…ごく普通の少年。イジメられたこともないし、加担したこともない。うまく‘その他大勢’の一人として、のらりくらりと暮らしている。そんな日々を、どこか虚しく感じてしまうお年頃でもある。

 こうして、普通であることを維持しつつ、あまりにもズレすぎていてまるでエロゲーのヒロインみたいなあり得ない性格の女の子たちと、交流する日々がはじまった。俺の器用さと……女の子たちと一緒に過ごして、自分をどこまで壊していくのか?保つのかが今問われている。限りなく透明に近くてブルーな俺(得意技『自覚』)


クラスで総スカンをくらっている女、
ヤク決めて繁華街で妖精を名乗るサイケな夜遊び娘、
そしてすっげえ秀才なのにひたすら将来から逃げ続けることに頑張る先輩。


そんな四人のいまどきっ子が、手を取り合って落ちていく。

おすすめするポイント


クスリを扱う話は少ないと思いますので興味があるのなら。

隠れた名作といわれるので、やってみて損はしないかと。

思い入れ、事前印象


2018年の九月にまとめ買いセールで買いました。平均して一本1000円でした。

あの有名な田中ロミオが企画の鬱ゲーということで楽しみにしてました。

 

感想(これより先はネタバレあり)

[ストーリー]

田中ロミオさんは企画のみでシナリオライターはまた別の人ということだそうです。設定自体は面白く、続きが気になるものだったが、正直言ってテキストは面白くなかったです。前評判がいいだけに肩透かしを食らった気分です。もったいなかったです。

 

タイトルからクスリを主題としたゲームだと分かる。パケ絵を見て何となく学校で薬が流行っていて、三人のヒロインはそれぞれ巻き込まれるとか、つながりがあるとか思っていたのですが、ヒロイン三人中クスリがあるのは二人、そしてそれぞれ関わり合いもあまりない。共通点は三人ともダメな部分があって、そのダメな部分が原因で主人公とかかわりを持っていくんですけどね。

・白木あえか

コミュ障で不器用のいじめられっ子。主人公と次第に付き合い一緒にいじめられる。クラスメートの変化がわかりやすく、いじめられるまでの過程を細かく描写した。最後の屋上の場面は首絞めと失禁となかなか印象に残るものだったが、南条さんの顔芸はちょっと気になりましたね。

・桐宮弥津紀

自堕落な金持ち生徒会長(巨乳)。ねこ子よりもこのルートのほうがクスリをやってる感じがする。キメセクが印象に残りやすいんですかね。あとエンディングだが、妊娠エンドがtrue endってどういうことですかね、bad endの妊娠して退学と何が違うんですかね。金あるし、会長はかわいいし巨乳やし、エチエチだし、私はいいんですけどね。

ケットシー・ねこ子

ヤク中。こいつに関してはなぜ捕まらないのかと、いろんな人にちょっかいを出してるのによく毎回逃げ切れるよな。奇抜な恰好があまり好きになれなかったが、正体が図書委員だと知った後に、ねこ子を見るとかわいく感じる。ギャップ萌えってやつですかね。

コンビニでバイトしようと思ってるが、エロゲイみたいな先輩がいてほしいですね。

 

どのヒロインにも関わらない選択肢を選ぶと、それぞれの結末についても説明される。ちゃんと説明されるところはシナリオゲとキャラゲの違いですよね。

 

鬱ゲーと言われるが、そうとは思えない。上述した通り主人公がかかわらない場合、それぞれがその後どうなったのかはわかるが、テキストだけであまり精神的に来るものではない。またbad endと思われるルートもテキストだけで、鬱ゲーらしくない。

[エロシーン]

桐宮以外はノーマルなものばかり。ノーマルには興味がありません。

桐宮についてはキメセクと逆レイプがある。ねこ子も一応キメセクはあるけど、っぽくないから却下。桐宮のシーン回想のところにタバコを吸うシーンが入っているのを見て、お!?っとなった。

最も印象に残ったのは桐宮会長とマカオへいってキメセクして首絞め転落したところです。このシーンスコ。急に場面が変わってしかもドレスを着た会長とキメセクするわ、セックスしながら落下するわ、そのままプールに入るわ。気持ちよさそう、楽しそう、やってみたい(こなみ)。急に場面が変わるのって結構好きなんすよ(自分語り開始)。昨日まで数年続けて同じような場所で同じようなことをやり続けてるのに、飛行機に数時間載っただけで、何もかもが違う場所に自分がいるのってちょっと不安になるけど興奮もする。

あと、妹にセクハラするのはいいんですかね…

[CG&音楽]

ホーム画面の絵の塗りとBGMの雰囲気が沙耶の唄ととても似ていた。

原画は「とある」で有名なはいむらきよたか。自分としてはエロゲの絵っぽくないのであまり好きではなかった。

主題歌の「せかいにさよなら」は歌詞がゲーム内容とあっていて、好き。少し映像にネタバレがあるのはイカンですが。

[まとめ]

名作といわれるものの感想を書くのは難しく時間がかかります。書き始めるのが特に。

本作は名作といわれるための何かが足りないと思います。田中ロミオがかかわっているといわれているので期待外れでした。かといって全くの駄作というわけでもない。自分も印象に残った部分がありました。人によっては楽しめるのではないでしょう。

追記 クリアしてから、数か月たっても、会長と海外へ行ったくだりやねここの正体を知るくだりをときどき思い出す。中学生のころの印象的な出来事を思い出すように。印象に残るエロゲである。しかし、面白かったなと思うことではない。