エロゲ日記(仮)

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『夜が来る!-Square of the MOON- Remastered』感想

2049字

紹介

基本情報

夜が来る!は2001年にアリスソフトから発売された商業エロゲである。

本作は2024年に発売されたリマスター版である。

変更箇所として、オリジナルモードの他にモダンモードという経験値二倍などの攻略しやすくなるオプションが選べるようになるところや、声優の変更や解像度の向上などがある。

公式ジャンルは現代伝奇RPG

 

購入時期や事前情報

2024年4月の発売日に購入した。

名作の多いアリスソフトの中では影の薄いほう。アリスソフトの中では比較的最近認知した作品。youtubeでオープニングを聴いてこの作品を知った。それなりにファンがおり、評価されていると知り、エロゲ屋で買おうと迷ったが、2001年と発売された時期が古く、対応OSも怪しいので、見送っていたので、このリマスターはうれしい。

 

リンク

FANZA版


公式紹介

空に現れたもう一つの月。

「真月」と名づけられ怖れられた蒼き光は、いつしか日常に溶け、

人々は興味を失っていった。
それから三年後。某県大津名市――。

変わりばえのない日々を過ごす少年「羽村亮(はむらりょう)」
そんな彼を赤い瞳の少女「火倉(かぐら)いずみ」が誘う。

『一緒に戦ってほしいの』

真月が蒼き光を放つ夜、市内では奇怪な事件が多発していた。
日常に潜む狂気の源「光狩(ひかり)」を狩るため
少年は天文部の仲間たちと共に夜闇の戦いへと身を投じていく...。

 

感想

ストーリー&キャラクター&エンディング

最初の世界観の紹介などを読み進めていくと、「ペルソナ3」っぽいなあってなった。まあ、こっちのほうが先なんですけどね。内容的にはそこまでペルソナ3と重なってるところはないが、所々ペルソナがちらついたことは否めない。

ゲームの流れとしては、4月から11月くらいの間を、月曜から土曜は鍛えたいステータスを選んで訓練、そして特訓相手の仲間を選んで鍛える。日曜日はダンジョンに潜る。これの繰り返しだ。特定の日付になると仲間とのイベントやイベントダンジョンで敵を戦うこともある。という感じだ。

まず気になったのが、イベントの少なさである。月曜から土曜までは仲間とのイベントがない日が多く、気づけば一週間が経ってしまうこともある。日曜のダンジョンも別にダンジョン内でイベントが起きるわけでもなく、ひたすらダンジョンを攻略していく作業になる。作業感が強く、ストーリーの展開とか仲間との交流とかはあまり印象になかった。これのせいか、魅力を感じたキャラはいなかった。エンディングも特筆するものがなかった。

ペルソナとの比較になってしまうが、ペルソナはシビアなダンジョン攻略のあとに癒される日常パートが用意されているので、それが癖になって、良い循環になっているところが魅力であると思うが、本作は日常パートが弱いせいで、すぐに飽きてしまう。

全体的にやはりイベントが少なく、ボリュームが足りなかった感じがする。

 

エロシーン&CG

時代を感じる絵柄で、あまり好みじゃない。

ヒロイン4人それぞれエロシーンが二つくらいで、シナリオゲほどのボリュームである。

 

ゲーム性

ストーリーはボリュームが少なかったが、日曜日のダンジョンがやりこみ要素として用意されている。クリア時のレベルに応じてハードモードやその上も用意されているらしいが、自分は一周目クリア時にレベル29で二周目以降は日曜をスキップしていたので、ノーマルモードしかやらなかった。

そんなやりこみ要素もあまり楽しめなかった。理由は二つある。

一つ目は、罠と宝箱の仕組みである。画面に表示されない罠と宝箱が多く、いちいち調べるボタンを押さないとそれらは出てこないが、これがめんどくさい。罠は結構痛く、キャラが半殺しにされたり、ダンジョンから出されたりと、ストレスを感じる。これの救済措置として、オプションで罠や宝箱を最初から表示することもできるが、これを使うと確かにストレスはなくなるが、ダンジョン探索が一気に作業になるので、実にバランスが微妙である。とはいえ、罠と宝箱を表示してからの一周目はそれなりにダンジョン探索が楽しかった。

二つ目は、キャラの成長が感じられないところである。主人公を強くするためには三つの方法がある。レベリング、特訓そして武器作成である。武器作成に必要なアイテムも入手が難しく、10レベルまであるものを、私はレベル4までしか手に入れることができなかった。また、主人公以外の全キャラはほとんどレベリングでしか強くすることができないので、キャラを成長させる楽しさがあまり感じられなかった。

ヒロイン4人のエンディングを回収するには最低4周する必要があるが、以上の理由から周回は作業になってしまう。私は二周目以降のダンジョン探索をほとんどスキップしてしまった。

 

音楽

OPの「A night comes!」が良い。

 

まとめ

世界観と音楽と一周目のダンジョン探索が良かった。

日常パートやストーリーが薄く、ダンジョン探索もあまり中毒性がなく、全体的には微妙な評価になってしまう。