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『鬼哭街』感想

1553字 読了時間約4分

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作品名 鬼哭街 
ブランド ニトロプラス
シナリオ 虚淵玄
原画 中央東口 NiΘ
発売開始日 2002/3/29
定価 3990 税込み
公式ジャンル サイバーパンク武侠
パッチやアペンド なし
ジャンル シナリオゲ
属性 近未来
DL版なし

2011年に非18禁のリメイク版が出ました。自分はエロが見たいので古いほうを買った。噂では非18禁版のほうがエロいとかエロくないとか。2002のものだが、windows10で問題なく起動できた。


公式紹介

間違った未来、誰かが選択を誤った世界。犯罪結社・青雲幇の牛耳る上海に、一人の男が舞い戻る。彼の名は孔濤羅。かつては幇会の凶手(暗殺者)であり、生身のままにサイボーグと渡り合う『電磁発勁』の使い手である。仲間の裏切りによって外地で死線をさまよった彼が、一年の時を経て上海に戻ってみれば、すでに裏切り者たちは幇会の権力を掌握し、そればかりか濤羅の最愛の妹までもが辱められ殺されていた。怒りに身も心も焼き尽くされた濤羅は、その手に復讐の剣を執る。仇は五人。いずれ劣らぬ凶悪無比のサイボーグ武芸者たちを、一人また一人と血祭りに上げながら、孤高の剣鬼は魔都上海の夜闇を駆け抜ける。

おすすめするポイント


短い。

 

思い入れ、事前印象


2019年の二月か三月くらいに(記憶があいまい)アキバで中古のものを買った。しっかし、この二年間だけで自分の生活環境がこうも変わるとは…………独り言です。

2020年を舞台としているので、今年中に終わらせたかった。

 

感想(これより先はネタバレあり)

[ストーリー&キャラクター&エンディング]

四時間弱でクリアできた。選択肢がないのでひたすらマウスポチポチゲだった。ボイスもなし。ライターの虚淵もスタッフコメントで音付きCG紙芝居と言っていた。

2020年の上海を舞台としたサイバーパンク。未来を舞台とする創作物にありがちなことだが、本作で登場したSVと呼ばれる空中を走る車やサイボーグ人間は少なくとも2020年に生きる我々一般人の間では知られていない。

主人公が強すぎるからか、最初の二人の敵が一瞬でやられる。樟は四天王のなかでは最弱理論とかませ犬理論によって瞬殺されるのは想定内だったが、朱はいかにもいったん主人公をピンチにさせてやられる感があったが、結構あっさりとやられた。対して、呉との戦闘はCGと相まって、一番見ごたえがあった。ラスボス(?)の劉との戦闘は想定内だった。

実は黒幕が妹で、一見悪役の劉も被害者でした。というのが本作の見どころだろうが、いろいろと納得のいかない部分がある。劉も妹も苦労してここまでするより直接主人公に言ったほうが常識的に考えて普通ではないのだろうか。なぜ劉は李を殺したのか、なぜ魂を五人分に分けたのか。解せぬ。

2020年が舞台なので、主人公と妹が生まれたのはおおよそ90年代である。一人っ子政策があったので、妹は生まれないはずではないだろうか。まあ、孔家は代々青雲幇に仕えているようなので、政府の管轄外かもしれないね。

[エロシーン&CG]

エロシーンはマジでないようなもんだった。これだったらリメイク版買えばよかったかもしれない。

CGは悪くない。

[主題歌]

がある。あまり印象に残らなかった。

[おまけ]

と言っていいかわからないけど、右クリックから設定からバージョン情報からWeb Linkでスタッフコメントが見れる。見るためにクリア後に表示されるパスワードが必要らしいけど自分は入力しなかったが見れた。

[まとめ]

非常に短いのでどう評価すればいいかわからない。戦闘シーンは特段面白いというわけではない、やはり設定が売りなのだろう。設定に興味を持った人が勢いに任せて、数時間でクリアしてこのゲームを忘れるまでが本作の楽しみ方でしょう。