エロゲ日記(仮)

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『person of courage』感想

1443字

紹介

基本情報

person of courageは2011年にぽいずんから発売された同人エロゲである。

公式ジャンルは剣と魔法の陵辱ファンタジーRPG

 

購入時期や事前情報

2019年6月に購入した。セールになっていて、販売数が多かったのが購入した理由だ。

 

リンク

DLsite版


公式紹介

かつては魔王が現れると勇者が現れて平和な世界が訪れる。
そんな在り来たりな物語の世界でした。
しかし、ある時代を境に魔王が現れても勇者が現れなくなってしまった。
そんな世界で人々は、勇者に頼らず魔王を封印する術を編み出した。
力を封印されてしまった魔王、そんな魔王の物語です。

 

感想

ストーリー&キャラクター&エンディング

ストーリーはエロ同人にしては、少しひねったもので、元魔王の男が主人公なのに、あまりエロに執着がなく、ヒロインたちと健全な関係を築いている。じゃあ、最後の最後まで健全かというと、そうでもなかった。

エンディングは2種類あり、最後に選択肢で人間として生きるか、魔王として生きるかを選ぶ。前者はそのまま終わるが、後者は、主人公がついにヒロイン3人に手を出すことになる。そして旅の中で築いた関係によって、ヒロインたちはまんざらでもなかった…でも純愛とはいえないよなー。これに至るまでの主人公の心情を知りたかった。

ヒロイン3人はなんとボイス付き。他の女性キャラはないが…でも、テキスト量が多くないので、どのキャラをも深く知ることはできなかった。

 

エロシーン&CG

エロシーンの数は少ない方で、一つ一つのシーンが短い。文字通り数クリックで終わる。エロに力を入れてないと言えるでしょう。また、2011年の同人作品なので、絵のクオリティは高くない。

エロシーンの大半が、敵による凌辱で、主人公は最後の最後を除けば、一切女の子に手を出さなかった。元魔王である主人公だから、セクハラくらいはしてほしかった。魔王になるエンドの終わり方は嫌いじゃないが、もっとエロで掘り下げて欲しかった。

 

ゲーム性

本作はRPGとして致命的な粗がなく、そしてそれなりのボリュームもあるので、2011年に発売された同人作品であることを考えれば、よくできた一作といえる。

まず、よかったところとして、本作はターン制バトルなのだが、キャラごとの使っている武器の種類によってそれぞれモーションが用意されており、また、その一つ一つの武器もちゃんと反映される。同人ゲだからと適当にされるような細かいところをきちんと作っているのは好印象だ。

そして、上述したように、それなりに長く、複数の町が用意されており、やりこみ用のダンジョンや、少しだが、サブクエ、寄り道の要素がある。

一方で、気になる部分もいくつかあった。一部のダンジョンの入り口がわかり難かったところや、敵とエンカウントしやすいところ(逃げるの成功率は相当高いが)、町と町を簡単に移動できる手段が限られるところ(それ用の施設にいちいち向かわなければいけない)があげられる。どれも致命的ではないが、親切ではなかった。また、ボリュームがあるせいで、戦闘が単調であるように感じた。そのあたりも一工夫ほしかった。

 

まとめ

古めの同人RPG。8時間近くプレイして、それなりに楽しめた。時代を考えれば、出来のいい作品だが、エロシーンが短く、不親切なところがいくつか見られるので、今プレイするのはおすすめできない。

このサークルは現在でも活動されているので、処女作である本作がこのクオリティであれば、とても期待できそうだ。