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『淫妖蟲 悦 ~快楽変化退魔録~』感想

1298字

紹介

基本情報

淫妖蟲 悦は2009年にTinkerbellから発売された商業エロゲである。

 

購入時期や事前情報

2018年5月に購入した淫妖蟲 コンプリートボックスに入っていた。蟲姦にはまっていた時期に本作の存在を知った。その後当時のシリーズ全作が入ったコンプリートボックスが予約販売を始めたので購入した。実は自分の初めて買ったパッケージ版のエロゲだったりする。ちなみに、受け取ったのは母親でした……

erogenikki.hatenablog.com

 

リンク

FANZA版


公式紹介

綾神の郷。
古くから優れた退魔師を世に送り出してきたこの郷に、
一人前の退魔師となるべく最終修行に訪れた橘木ヤマトと白鳥姉妹の3人。

度重なる試練に耐え、一人前の退魔師としての地位を手に入れるが、
その直後ヤマトの身体に異変が起こる。

淫猥な妖魔へと変貌していくヤマトの肉体。
なぜこうなってしまうのか?
どうすれば止められるのか?

ヤマトを救うため、深琴、武の白鳥姉妹が奔走する。

果たしてヤマトの身体の秘密とは?
深琴、武の運命は?
綾神の郷に隠された陰謀に、3人の若き退魔師が挑む……。

 

感想

ストーリー&キャラクター&エンディング

ストーリーはいつもの同じ。変わったところと言えば、ストーリー上、ヒロインたちが必ず犯されるってところくらいだね。

キャラクターは水依がいなくなって、代わりにあざみ、初音、弥生、夕と、四人中3人が年上キャラだ。メインヒロイン3人は全員好きなので、水依がいなくなったのは少々寂しかった。新キャラでは、夕は幼すぎて性癖に合わないし、あざみは人外なのであまり好みじゃないし、弥生はそこまで悪くもないけど妙に色気が感じられなかった。初音は人妻でキャラも悪くなかった。総合的に見てトントンかな。

光彦が2000年代の親友ポジションみたいで愉快だった。

エンディングもシリーズのいつものやつだった。

 

エロシーン&CG

塗りは前作までと結構変わって、個人的にはこっちのほうが古さを感じないので好みだ。

しかしエロシーンのシチュエーションはいまいちだった。基本的な内容は前作と変わらない。触手が減って人型とのエロシーンが増えたが、異種姦や出産が多かった。

しかし、展開上、ヒロインたちは合意の上で孕まされるシーンが多いので、凌辱感が感じられなかった。また、前作では誤った選択肢を選ぶと長いエロシーンを経てバッドエンドになるが、本作は誤った選択肢を選んだあとのエロシーンがだいぶ短くなっている。改悪であるように感じる。

蟲憑と言う設定が結構好きだが、前作ほどいかされてない。武が発情するシーンくらいだな。さっきまで処女だったヒロインたちが見境なく逆ナンするのがいいのに…

 

おまけ

本編をクリアすると、本編で言及してない部分のストーリーが見れる。また、表情ギャラリーというキャラの服装や背景を選んで、表情差分を楽しむモードもある。

 

まとめ

絵が進化したが、その他のダメになった。エロシーンの凌辱感が薄れるし、新キャラがあまりいかされてない。触手から人型にシフトするのは個人的にはうれしいが、もうちょっとエロシーンをちゃんとしてほしかった。

続編に期待。