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紹介
基本情報
監獄戦艦は2007年にANIME LiLiTHから発売された商業エロゲである。
原画はカガミ。
公式ジャンルは洗脳航海動画AVG。
購入時期や事前情報
2017年9月に購入した。
リリスと言えば、対魔忍シリーズが真っ先に思い浮かぶでしょうが、一部では、監獄戦艦シリーズのほうが抜きゲとして優秀であるという意見もある、という風に認識していた。
リンク
公式紹介
アニメリリス第3弾☆ 二人の美女将校を宇宙船という監獄の中で密かに洗脳し、徹底的な人格破壊調教で別人に作り変えろ!! 怒涛の40カット以上のデジアニメ搭載、シーン丸ごと動画で楽しめる!!
感想
ストーリー&キャラクター&エンディング
対魔忍シリーズと比べると、ストーリーはだいぶ良く感じる。対魔忍シリーズは世界観がよく出来ているが、それを持て余している感じがシリーズ通してあったのに対し、本作は広い世界観を少しちらつかせるも、余計な設定はストーリーに盛り込まずに、抜きゲとして楽しむためのちょうどいい塩梅のバランスだった。主人公とヒロイン二人の関係やキャラクターたちの設定がわかりやすく、主人公に感情移入しやすかった。
一方で、本作のヒロイン二人は悪いとは言わないが、対魔忍シリーズのヒロインたちと比べるとキャラが薄く感じた。二人は典型的というか、こういう抜きゲに適したキャラクターだったが、愛着がわくほどのキャラではなかった。
いかんせん、主人公は嫌いじゃないので、シリーズの続きが楽しみだ。
エロシーン&アニメーション&CG
絵に関しては、同じ絵師さんの同時期の対魔忍アサギ2や対魔忍ムラサキと比べると、心なしか、古さを感じなかった。
アニメーションは数シーンしかなく、また、いちいちアニメーションモードとグラフィックモードを切り替えないと回想が見れない。
エロシーンのシチュエーションは、洗脳装置を使って、二人のヒロインを調教していくもの。輪姦、洗脳、調教あたりがキーワードだろう。近未来の洗脳装置なので、即堕ちであることに抵抗がある人もいるだろう、とはいえ、最初らへんのエロシーンの描写がよかった。いかんせん、低価格なので、堕ちる過程を丁寧に描写することが難しかったでしょう。大人数のエロシーンがなかなかのものだった。
しかし一方で、印象に残るほどのエロシーンはなかった。
まとめ
抜きゲとして見たときのストーリーやエロシーンのクオリティが高く、低価格帯の抜きゲとして高く評価できるが、個人的に、ヒロインたちに魅力を感じなく、刺さるエロシーンもこれといってなかった。シリーズの続編に期待する。