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『魔界天使ジブリール』感想

1564字

紹介

基本情報

魔界天使ジブリールは2004年にフロントウィングから発売された商業エロゲである。

公式ジャンルは戦う変身ヒロインがやられちゃうADV。

 

購入時期や事前情報

2021年4月に購入した。

魔法少女ものがそれなりに好きなので、以前色々調べた際に知った。

 

リンク

DLsite


公式紹介

夏休みが始まり、幼い頃から抱いていた恋心を打ち明け、付き合うことになった
神野直人(じんのなおと)と幼馴染の真辺リカ(まなべりか)幸先よくスタートを切った
長い休みに想いをめぐらせる二人。
そこへ突然、日常の風景を一変させる出来事がおこる。
『悪魔』と名乗る少年が現れ、リカを連れ去ろうとしたのだ。
リカを守ろうとする直人だが、悪魔の力に手も足も出ない。
危うい所に現れたのは『天使』と名乗る少女であった。

悪魔との戦いで傷ついた天使を自宅まで連れ帰った直人とリカは、彼女から驚愕の事実を知らされる。
天界の天使と悪魔が永きに渡る争いを繰り広げていること、
そして彼女が取り逃した悪魔が襲ってくるかもしれないこと……。
しかし、彼女は戦いによって力を失ってしまっていた。
そこで彼女は悪魔の襲撃を避けるため直人の元に留まることにする。
さらに、彼女の代わりに戦ってくれるように、リカに懇願するのであった。

その頃、悪魔もまた先程の戦いで力を使い果たしていた。
そこに現れたのが、直人とリカのクラスメイト音無芽衣美(おとなしめいみ)であった。
芽衣美は、直人に恋心を抱いていた。しかし、直人がリカに告白する所を目撃してしまい、
嫉妬を感じてしまったのだ。
その嫉妬心こそが悪の心であり、そこにつけこまれ芽衣美は悪魔に取り付かれてしまうのであった。

悪魔は芽衣美の嫉妬心を煽り、力を失った自分の代わりに戦わせようとする。
芽衣美は悪の変身ヒロインとなり、リカに襲い掛かる。

力を失い戦えない天使はリカを『聖天使ジブリール』に変身させ、戦わせるのであった。

 

感想

ストーリー&キャラクター&エンディング

某超昂シリーズのような設定。雰囲気はさすがに劣るが、本作はギャグがあったりと全体的に明るい。話は魔法少女ものにありきたりなものだった。

ヒロインは3人。メインのリカ、サブのラブリエルと芽衣美。ラブリエルはギャグ要員。残念なことに個人的に好きな芽衣美がメインヒロインじゃない…

 

エロシーン&CG

絵は全体的に幼い雰囲気があり、それが凌辱とギャップがあって相性がいいというふうにとらえることもできるが、個人的には実用性がない絵柄だと感じた。

とはいえ、一枚絵のクオリティは高かった。

エロシーンの内訳として、大半が主人公とリカの和姦である。そしてジブリールの敗北シーンと芽衣美のトレーニングというなのお仕置き(凌辱)と申し訳程度のラブリエルとの和姦。

魔法少女目当てで本作を買った人にとって、もちろん凌辱がみたいだろうが、多くのシーンが和姦であるというのはどうも納得いかない。

凌辱はジブリールの敗北と芽衣美のお仕置きがあるが、全体的に触手が目立つ。魔法少女ものの定番ですね。私は触手が好きじゃないので、それ以外のところに注目したい。まずNTRだが、それらしい描写は少しだけあったが、NTR好きとしては全く物足りなかった。そして快楽堕ちや闇落ちも少しはあるが、敗北するとそのままバッドを迎えるので、細かく描かれることはない。芽衣美のシーンも確かに凌辱色の強いものばかりだが、エロシーンが終わると明るい感じの会話が始まり、台無しになったような気もする。ジブリールの濃い凌辱やNTR、そして芽衣美の逆NTRが欲しかったな。

気に入ったシーンはジブリールの映画館での敗北と芽衣美の鬼畜ED。短い上に二つしかいいシーンがなかった…

 

まとめ

凌辱のハードさと絵柄が合わなかった。設定やギャグシーンなどがよかった。続編に期待。