エロゲ日記(仮)

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『110〜産婦人科 死刑囚 病院ジャック〜』感想

1858字

紹介

基本情報

110は2014年にG.J?から発売された商業エロゲである。 

原画は佐野俊英

公式ジャンルは死刑因による監禁・凌辱ADV。

 

購入時期や事前情報

2021年12月に購入した。

サンプルのCGを見て、良さそうと感じ、さらに内容もいい感じな凌辱っぽいので、買った。

タイトルの「110」って何て読むんですかね。「ひゃくとうばん」と「いちいちぜろ」のどちらかだろうが、公式サイトとツイッターを見てみたのだが、どちらにも書いてなかった。とりあえず当サイトでは「いちいちぜろ」でいきます。

 

おすすめポイント

絵があっていて、ある程度マニアックなプレイが楽しめる人にはおすすめできる。

また、今作は単純な抜きゲということに注意してください。

 

リンク

DLsite版


公式紹介

死刑囚「毒蝮鬼助(どくまむしきすけ)」は肉欲に血走った眼で住宅街の中を物色していた。

強姦、強姦強盗、住居侵入、強姦殺人、死体遺棄など……
度重なる凶悪犯罪により、死刑判決が確定。
関東拘置所から他の拘置所に移送されることとなった鬼助。
「姦らせろ。一人だけでもいい。どうせ死ぬなら、最後に好きなだけ女を犯してやる」
鬼助は警察官の隙を突き拳銃を奪うと、そのまま逃走した。

閑静な住宅街の中にたたずむ「楠元産婦人科

今日も看護婦たちは献身的に患者を迎えていた。
初めての検診に落ち着かない学生、二人目の子を楽しみにする母親、等々。
彼女たちは未来への希望を胸に抱きながら“たまたま”その場に居合わせてしまった。

拳銃を手に、突如現れた死刑囚を前にして、彼女たちになす術など無い。
院内に響き渡る泣き声交じりの悲鳴に、鬼助は肉棒をたぎらせる。
そして不気味な笑みを浮かべながら、女たちを欲望のままに貪り始めるのであった。

 

感想

ストーリー&キャラクター&エンディング

肌の色に服の色、そして見覚えのある角度と時折プレイヤーに向き語りかけてくる気さくな態度。女に対する容赦のない凌辱、そしてその名前、鬼助。そう、本作の主人公、鬼助は一目見ればみんな大好き気さくな鬼作さんを連想してしまう。しかし、本作は鬼作に遠く及ばないのだ。

本作は逃走した死刑囚が病院をジャックしてそこの女たちを凌辱する話だが、抜きゲらしく、ストーリーは皆無である。鬼作はストーリーはもちろんのこと、ヒロインたちについても掘り下げているのだが、本作は最初を除けば、他はひたすらにエロシーンの連打である。立てこもり犯がこんなにセックスしてたら警察に突破されてしまうだろうが。リアリティが全くない。そしてエロシーンの間の日常シーンのようなキャラ同士の会話がないため、人質に取られた人々の間の関係性などについての描写も極めて薄い。

ヒロインは全部で7人。ナース3人、女医1人、妊婦1人、女学生1人、レポーター1人。ナースの3人が一番出番が多く、次に女学生、他のキャラたちが目立たなかった。前半は凌辱色がつよく、ヒロインたちは嫌がっていたが、途中から快楽堕ちして、向こうから求めるようになる。堕ちる過程を描いてるのは評価できるが、もう少しストーリーに起伏が欲しかった。

エンディングは雑だった。3種類あるが、どれも説明不足感が否めなかった。

 

エロシーン&CG

CGの出来はサンプルを見ればわかるように、とてもレベル高く、抜きゲとしては文句のないクオリティだ。

エロシーンは、マニアックな凌辱ばかりだった。なかでもオシッコの出番が異様に多かった気がする。大のほうはテキストでは描写されているシーンもあったが、CGには反映されなかった。そして複数プレイが多く、ヒロイン同士に互いに責めさせるシーンも多かった。ナース3人のオシッコを主人公の膀胱に流すシーンとあるヒロインが長くなった両乳首で二人のヒロインとセックスするシーンがわけわからなくてよかった。

また、本作のエロシーンは、挿入シーンには必ず断面図が表示される。しかも全画面で。断面図が性癖な人もいるでしょうが、そうでもない人も多いと思うので、小さく表示したり、オンオフ選べたりしたほうがいいんではないだろうか。

総合的に、エロシーンの内容と絵のクオリティはともに高かったが、ストーリーとの関連性が全くなく、とても残念だった。抜きゲはストーリーを気にされないとはいえ、エロシーンを引き立てる展開やキャラ同士の関係には力をいれるべきだ。本作にはそれが全くない。実にもったいない。

 

まとめ

絵のいいマニアックな凌辱が中心の抜きゲ。ストーリーやキャラ同士の絡みがもっとあれば完ぺきだった。実に惜しい。