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『空帝戦騎』感想

1639字

紹介

基本情報

空帝戦騎は2004年にエウシュリーから発売された商業エロゲである。

公式ジャンルは砲撃バトルSLG

 

購入時期や事前情報

2020年12月に購入した。エウシュリー作品がセールしてたときに購入した。

今年の4月か5月くらいに一度プレイしたが、それから最近までずっと積んできた。

 

リンク

DLsite版


公式紹介

空と浮島しかない限られた世界。
その世界の中で、他者から物を奪いながら生きている者達は空賊と呼ばれていた。
様々な思惑を抱きながら生きている空賊達を主人公として、物語は進んでいくことになる。

人間であったはずが目を覚ますと吸血鬼になってしまい、記憶も失っていたガウェン。
世界最大の国家の王女だったが、革命によって国を追われ空賊に育てられたパティ。
自立したいと思いながらも家族から離れられないトマス。
最強の船を作るためだけに生きている科学者マシスト。

以上の四人の空賊を主人公として選ぶことができるようになっており、それによってストーリーが変わっていきます。

 

感想

ストーリー&キャラクター&エンディング

浮島の世界で、船に乗っている空賊が主人公の話。四人の主人公がおり、ゲームを始めたときにどれかを選ぶ。また、四人の主人公が互いに接触することはない。

本作はゲーム性がメインの作品なので、プレイ時間の大半はゲーム部分だろう。まず、世界観に関してはそれなりに好みだった。しかし、四人の主人公は全くと言うわけではないが、ほとんど同じストーリーをたどる。同じステージ、同じ敵キャラ、似たような展開と。全体的に見れば確かにそれなりのボリュームだが、それを4で割ってみれば、ストーリー自体は結構短いことがわかる。世界観を持て余した印象を受ける。

エンディングは各主人公2種類で、条件は結構厳しい。

 

エロシーン&CG

絵はいつものエウシュリー。発売された時期がだいぶ前なので、絵柄は古い。

シチュエーションは主人公にもよるが、凌辱が多い印象を受ける。実用性はいまいち。

 

ゲーム性

空が舞台なのにすごろくかよって最初思った。エウシュリーのような本格的なゲームを作るところのすごろくゲはある意味気にはなるが、やはり大作にすごろくは合わないと思った。

人生ゲームのように、各ステージはマップがあり、そこで一人の主人公と複数の敵が順番にサイコロを振って各ステージのクリア条件を目指す。使用できるカードもあり、また、同じ場所に重なれば、そこで戦闘が始まる。船の性能と手持ちのカードで行動を決め、戦う。というのが本作のゲーム部分である。カードバトル付きの人生ゲームといったところか。RPGなどの大きいジャンルと比べるとやはり中毒性がない。

まず、とにかくテンポが悪かった。行動するたびにサイコロを振る演出を見せられるし、ちょうど特定のマスに行かなきゃいけないときは何周もしなきゃいけなかったし、行動不能に陥れば複数の敵がサイコロを振るのをただただ見ているしかできなかったと、とにかくイライラする要素が多かった。演出をオフに、出目を操作するカードを使えばだいぶ楽になるが、それでも他のジャンルと比べれば無駄が多いように感じる。また、本作は周回を前提としているが、もちろん引き継ぎ要素があり、二周目からは戦闘をスキップできると親切設計となっている一方で、ある主人公をクリアしてもそのデータは他の主人公に引き継がれないため、1周目を四回やらなければいけないということになる。このことを知り、私はネットでクリアデータを入手した。最後に、これは私が下手なだけかもしれないが、本作は難易度が選べるとはいえ、全体的に難しいと感じた。主人公は船一隻しかないのに対し、敵側はステージによっては無限湧きと、出目が悪いとジリ貧になる状況がある。

 

まとめ

4人の主人公によってゲームが四分割されてるのに、なぜかストーリーと戦闘の内容がほとんど同じ。ゲーム部分がすごろくと、運が絡んでる上にテンポも悪く、難易度もそれなりに高くと人を選ぶ作品だった。