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紹介
基本情報
『時計仕掛けのレイライン-朝霧に散る花-』は2015年にUNiSONSHIFT:Blossomから発売された商業エロゲである。
公式ジャンルは昼と夜の学園ブレイクスルーAVG。
購入時期や事前情報
2020年4月に購入した。500円セールのときに、本シリーズは評判が良かったので買った。あまりこういうタイプのエロゲはやらないけど、安かったので。
シリーズ三作の最終作。
リンク
公式紹介
夜ごと学園に現われていた『夜の世界』は崩壊し『夜の生徒』たちは消え去った。
20年前に起こった学園での火事が、すべての原因ではないかと考える主人公たちは、
『夜の生徒』として消えた仲間と再会するためにも、事件の詳細を調べ始める。
一方、姿を消していた学園長は、『夜の世界』を復活させるために密かに動き出した。
学園にまつわるすべての謎が、いよいよ明らかに。
感想
ストーリー&キャラクター&エンディング
1作目や2作目と違って本編は一本道で、各ヒロインのルートはない。そして推理の正解数次第でクリア後に評価が表示され、それぞれの評価で異なる壁紙がもらえる。これをコンプするのは結構めんどう。
クリア後にピースオブダイアリーとアフターストーリーという、文字通りのその後の話とエロシーンが見れるようになる。
2作目から2年ほどたってから発売された本作だが、全体的なクオリティは高い。しかし、シリーズ全作の絵、グラフィック、演出が同じようなクオリティならば、逆に言えば進化がないともいえる。それならまとめて1本にすればよかったじゃないだろうか。
さて、評価だが、1作目と2作目をプレイし終えた時点ではあまり面白いと思えなかった。主人公とヒロインがあまり好きじゃなく、世界観もいまいちだと感じたので、のめりこめなかった。しかし、3作で完結するものなので、全作クリアしてから評価しようと思い、本作をプレイするまで評価を控えていた。
そして、本シリーズへの評価は正直、あまりよくありません。ネットで調べると、本シリーズへの評価は相当良いです。ミステリーものとしてよくできているやキャラが魅力的であるといった理由が多いようだ。
しかし、私はこういったファンタジーの世界観でミステリーをやられても全く面白いと思えないようだ。現実ではないので、後出しじゃんけんはいくらでもできるからだ。そして、1作目をプレイした時点では、期待していたが、インパクトもなく平凡な出来だったので、それ以降の2作目も集中して楽しめなかった。結局1作目で好感触を得られなかったので、その後の作品も楽しめなかっただろうと思う。最初の情熱を2作目までもっていけてたら評価は違っていたかもしれない。
エロシーン&CG
絵の出来はよい。
エロシーンは本編中に一切なく、クリア後に解放される。おまけ程度のボリュームだった。
おまけ
タイトル画面から、それまでのストーリーを大雑把に紹介してくれるものを選択できる。すぐに終わるので、細部までは教えてくれない。
まとめ
ファンタージな世界観のミステリー物。人気な作品のようだが、自分には合わなかった。最後の最後まで1作目で感じた、ラノベ原作のアニメを見せられているようなイメージはぬぐえなかった。ラノベ原作のアニメは勝手に流れるならそれなりに見れるかもしれないが、進んでクリックして読もうとまではしないな。